※この記事は「Amazon出店シリーズ」の第3回です。
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Amazonで市場調査や商品選びをしていると、安価な商品に多いのですが、レビュー数が多く、つい「え、これ本当に?」って思うレビューに出くわすことが、よくあります。
明らかに不自然で星の評価が偏っていたりするやつです。
こうしたサクラレビューの問題は昔から指摘されてきました。本記事では、消費者・出店者それぞれの視点からサクラレビューの実態と、見分け方についてお伝えします。
サクラレビューとは
サクラレビューとは、出品者が意図的に集めた虚偽の高評価レビューのことです。実際に商品を使っていない人や、報酬をもらった人が書いた「やらせレビュー」です。
🚨こんなレビューは要注意!
- 星5つのレビューが不自然に多い
- レビューの投稿日が特定の時期に集中している
- 日本語が不自然・テンプレートっぽい文章
- レビュアーの他の投稿がすべて星5つ
周りでも「レビューを信じて安い商品を買ったら粗悪品だった」という話をよく聞きます。おそらくサクラレビューを使った粗悪品ではないかと思いますね。
消費者が気をつけるべきポイント
サクラレビューを完全に見抜くのは難しいですが、いくつかのポイントを押さえることである程度判断できます。
レビューの傾向を確認する
- 星5つと星1つに極端に偏っていないか
- 短期間にレビューが集中して増えていないか
- レビュー文が似たような内容ばかりでないか
- レビュアーが他の商品でも星5つばかりつけていないか
商品自体を確認する
- 価格が相場より極端に安くないか
- 販売者情報が不明瞭でないか
- 商品説明が日本語として不自然でないか
元店長の体験談——Zoomで5分で切った話
▲ レビューを増やす方法を聞いてましたが…
実は私自身、サクラレビューの営業を受けたことがあります。
ある日、「レビューを増やす方法があります」という電話営業がかかってきました。興味があったのでスケジュールを調整してZoomで話を聞くことにしました。
そして当日、話の冒頭で「弊社にも会員がいます」という言葉が出てきた瞬間、サクラだとピンときました。「それってサクラですよね?」と率直に聞いたら、「そのような業者は多いんですよ」と、どこかはぐらかすような返事をしたんです。
ペナルティのリスクがあると判断し、「お断りします」と言って5分ほどで切りました。
⚠️ サクラレビューのリスク——実際のペナルティ事例
Amazonはサクラレビューの取り締まりを強化しています。実際に起きたペナルティ事例をご紹介します。
・中国の越境EC企業がサクラレビュー対策でアカウント凍結され、売上が45分の1に。倒産に至った企業もありました。
・日本人セラーもアカウント停止されているケースがあります。ある日突然、停止の通知が届くのです。
・法律面では景品表示法違反として消費者庁から課徴金納付命令が出る可能性があり、措置命令に違反すると2年以下の懲役または300万円以下の罰金が科される場合もあります。
短期的な売上アップより、長期的なブランド信頼の方がはるかに大切です。
サクラチェッカーの使い方
そこで登場したのが 🌸 サクラチェッカー(https://sakura-checker.jp/)です。
使い方は至って簡単です。
気になるAmazonの商品ページのURLをコピーして、サクラチェッカーに行って貼り付けるだけです。
▲ URLを貼り付けるだけで判定結果が表示される
✅ サクラチェッカーでわかること
- サクラ度のパーセンテージ表示
- レビューの信頼度分析
- 購入者の傾向分析
- 総合的な安全度判定
まとめ——正直に売ることが一番強い
サクラレビューは短期的には効果があるように見えますが、長期的には必ずリスクになります。
消費者の信頼を失うだけでなく、Amazonからのペナルティという取り返しのつかない結果を招く可能性があります。
元店長として断言できますが、正直に商品の魅力を伝えて積み上げたレビューが、結局一番強い資産になります。
購入者の方はサクラチェッカーを活用して、賢い買い物をしてください。
📚 Amazon出店のポイント(全4回)
- 第1回:メリット
- 第2回:リスクと対策
- 第3回:サクラレビュー問題(現在の記事)
- 第4回:自社ECのすすめ(次はこちら)
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